重度障害者等包括支援とは、重度の障害を持つ方々が、地域社会で自立した生活を送るために、多岐にわたる支援を包括的に提供する福祉制度です。
常時介護を要し、意思疎通を図ることに著しい支障のある障害者・障害児のうち、四肢の麻痺、寝たきり状態にある人等に居宅介護、重度訪問介護等を包括的に提供するものです。
重度障害者等包括支援の対象者は、障害支援区分6の障害者に該当する人のうち、意思疎通に著しい困難があり、筋ジストロフィー、脊椎損傷、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、遷延性意識障害などの方です。
訪問介護同様に身体介護や生活援助を行いますが、医療的ケアなどより重度な方の日常生活全般を支えます。